T&T' Box どこかで桜の花びらが

どこかで桜の花びらが

 
 夜中の2時前に起きて寝れないので、
二幕の感想を書き綴りました。
結局、トータルで何時間書いたンだ、私。

 グダグダと書いているため、しかも何回か
止めているので、つながらない所もあるかもです。
←気が付いたらこそって直す。

 そして、無駄に長いですし、観劇されていない方には
ある意味、不親切な書き方になっているかもです。
(キャラでしか書いていないので)

 それでも付き合ってやるぜ!
って方は続きから、宜しくお願いします。

 


 「滝沢歌舞伎2012 第二幕 平将門」

 冒頭、恐怖映像から入るため、何人の友達に
「もう、終わったよ」ってトントンした事か(笑)
でも「将門」という「伝説」を描くためには
仕方ないのかな、とも思う。なくてもいいとも
思うけどね(笑)

 あの「太刀」を手にするのは太郎丸。
なぜ、彼があの太刀を手にするのか
ちょっとわからんが、今回は封印を切らずに
将門様の元に持ってくる。
(ちなみにあの太刀が「1000年の昔からある」って
台詞にはちょっと笑った。将門さまは14世紀の人間である
その千年昔って言うたら、貴方。。。まだ弥生時代とかじゃね?
ってそこを突っ込むのはなしですか?(笑)←ファンタジーだから)

 封印を解くのは将門様。
今回の封印は「鎖」でできている。
紙の封印じゃない。「鎖」だ。
「囚われている」というのがよりわかりやすい。

 何に囚われているか?たぶん「貴族社会」に
囚われている「世界」を象徴しているんだと思った。
それを「壊せ」と言わんばかりに、その太刀を
将門の元に持ってきた太郎丸。彼はそのまま将門の
「庇護」に入る。

 そして、太郎丸が太刀を手にして、将門に渡すまでの
間に入るのが藤原九門の暗殺である。
去年はここが全くなかったので、治団が?って感じが
拭えなかったが、なるほどって感じに入る。

 領地の農民の訴えに対し、治団がいるからか、
優しい対応をする九門。治団に対しては
優しい父親だったのだろう。

 ちなみにこの頃、貴族は「通い婚」が主であり、
子供は母親の元で育つのが当たり前。父親の手元にいる治団は
何らかの理由があったにせよ、期待された子供だったんだろう。
(まあ、そこまで考えていないとは思う。よりわかりやすい
形にしただけだと思います(笑))

 九門が殺される時に、隠れている治団に対し、
「父を殺す相手の顔を覚えていて、
必ずや、仇をとれ」という。。。
恐怖に震えながらも、きっと治団は将門の顔を
その脳裏に焼き付けた。それはものすごい
インパクトがあったと思う。

 ある意味、死神の顔をその目に
焼き付けた感があるわけだし
あの美貌だし。。。忘れられないインパクトだと思う。
この時の治団の年齢がいくつの設定だか
わからないが、トラウマに近い印象だろう。

 将門の庇護に入った太郎丸と、親の敵となった治団。
二人は対極にいるんだが、まさしく「表裏一体」である。
もしかしたら何かのきっかけで「逆」の立場だったのかも
と、思う時もある。(たぶん、太郎丸も貴族の息子だと思うから)

 捨十

この将門の話は基本3年間変わっていない。
なので、出てくる「人」も多少の変化はあるが、
ベースは一緒。なので将門さまに使えている人はずっと一緒。

 豊田郷の三郎と五郎が3年間同じ人が演じている
のと反対に、捨十は3年間違う人が演じた。

 捨十の印象は、やはり初演時のふみとの印象が
強かったんだが、ここにきて桐山捨十が覆してしまった。
いろいろな要因もあったのは事実だが、
自分的にはちょっとびっくりした。

 将門さまとの「つながり」をより強く
感じさせる演出だったというのもあるだろう。
最後の決戦の時、五郎を切れるチャンスが
ありながら、その太刀を止めてしまう捨十。

 そのせいで、五郎の太刀が自らの体を引き裂く。
それでも捨十は「裏切り者の太刀なんて、なんでも
ないんだぁ!!」と叫ぶ。

 捨十が持っている「優しさ」「仲間への愛情」
それらが「弱さ」となってしまう。
それでも「将門」の影である事実は忘れない。

 最後「捨十、お見事!」の言葉が今年もまた
将門さまからかかるが、この捨十には
違った言葉をかけて欲しかったような気がした。
何ならよかったのかは、ちょっと出てこないんだけどね。

 最後の白いシーン。。。
治団の告白、将門さまの「思い」が綴られる。
一人だけ言葉を発しない捨十。。。でもその表情は
とっても雄弁だった。

 治団が「将門はその太刀を振るうことによって、
腐ったこの世界を変えていったんだな…」
と言っていると、その通りだと嬉しそうに
首を縦に振る捨十。

 将門さまが「きっと、太郎丸が変えてくれる」
と後を託す言葉には、切ない表情で首を横に振る。
捨十にとって、太郎丸に変えて欲しかったわけじゃない。
自分の信じた主人、将門に変えて欲しかったのだ。

 今までの「捨十」がここまで来れなかった違いはあるが、
最後まで将門に付き従う捨十がとても愛しく思えた。
(←ほら、将門さま贔屓だからさ(笑))いや、ほかの子も
最後まで従っていたけどさ。。。やっぱ、演出の勝利だな。

 豊田郷の三郎と五郎

 どっちがどっちだっけ?って常に思っている
ダメダメな私。。。

 三年間同じキャラで、同じ「思い」でいた
三郎と今年は傍観者ではなく、裏切りを
選択した五郎。

 どっちも説得力があり、安定していました。
竜クンと佐久間くんだよね?(←サイテー)
本当に素晴らしい。

 坂東の赤影と黒影

 過去2年の「半三」を二つに分けたキャラ。
「坂東」とつけたのは、「将門」と同じ地域から
来たというのを明確にした。

 なぜ、「都」の連中に刃向うのか、この二人も
坂東から出てこざる得なかった事実から、わかりやすくした。
何しろ、都から離れた坂東は「飢えて」いたのだ。

 年貢(この頃年貢ではなかったような(笑))が払えない。
金を得るためにどうしたらいいか。

 人を殺して「銅3枚」を手にするしかないのである。
もしくは女を妓楼に売るしか。。。

 本人たちもわかっているが、もの凄い矛盾の中、
自分たちが生きるために「貴族」の手下になる。
自分たちを苦しめてきたのは「貴族」なのに!
わかってはいるが「生きる」為の選択だった。

 自分たちと「違う」選択をした将門。
途中、藤原秀郷さまが「貴族たちはお前の首が
欲しくて欲しくて仕方ないのだ」という台詞があるが、
赤影と黒影は「将門」の揺ぎ無いスタンスの人が
「憎くて、憎くて仕方ないのだ」っていうンだろうなぁ
って思って見ていた。

 でも、それももしかしたら「表裏一体」
本当は「羨望」していたのかもしれない。
だから、最後に「地獄で待っている」って
言ったのかもしれない。。。

 死んでから後、「同じ所」にきて欲しいと。
だから待っていると。。。

 平将門

 彼は「世の中」を変えるために
都の貴族を切りまくっていた。そこの選択は
独自の調査だったりするンだろうか?

 それとも調査などしなくても、都の貴族は
もれなく酷い存在だったンだろうか?
(話を分かりやすくする為には後者しかないが(笑))

 「太郎丸」という存在が将門の前に現れなかったら
彼の人生はまた違ったものになっていたンだろうか?

 実際、「あの太刀を手に入れてから、将門さまの
勢いがすごくなった」と捨十も言っているくらいだし。

 「後」を託せる人が現れたから、将門は
迷いがなく、突き進むことができたのかも。

 そして「驚き」の存在だった治団。
自分が殺した貴族の身内の者が、自分の加勢に
加わるなんて、そりゃあ驚いたことでしょう。

 しかも、九門を殺害したのはあの太刀を手に入れる前。
ある意味、将門さまにとって決断前の最後の仕事。
(あの太刀を、太郎丸の存在を手に入れることによって
将門は「決断」が確実にできたンだと思うのよ)

 まだ若干の迷いがある中、殺した九門。
その最後の場にいた治団。

 ずっと、治団と太郎丸の違いを探していた。
人を殺めていない。その手を汚していないのは
治団も一緒。。。でも、後を託したのは太郎丸。

 「意識」の差だったのかな。。。とちょっと思った。
治団が最後の告白をしている時に、「天国の父上に
伝えてあげたいのだ」という。

 将門が貴族を切りまくっていた理由はわかって
いるのに、その将門に切り殺された父親が
「天国」にいるという治団。

 どんなに「悪人」だろうと、天国にいて欲しいと
思っている治団。。。その意識の差なんだろうか。
って見てて思っていました。

 それが、将門さまにわかっていたのか、いないのかは
別として。。。「未来を受け継ぐ子供」と
「過去とのけじめをつける子供」を。。。

 そんな子供と一緒に「死」を迎える将門。

 倒れこんだ治団の傍に行こうとする将門を
制する捨十が。。また、とってもけなげで。
(将門さまも、もう限界の時だったから)

 将門さまの最後が「穏やか」でとっても
嬉しかった。。。壮絶な最後より、
白い世界で、自分の、自分を信じた人の
傍で最後を迎えられた。。。

 安らかに、安眠くださいって思ったよ。



 こんな感じで、自分的納得をつけるつもりで
グダグダと書き綴りました。

 あくまで、私の感想であり、解釈です。
「他のキャラは?」とか言われても困ります。

 「私はそんな風には思わない」と言われる方も
いるとは思います。。。その方にはすいません、
でも、これが私の感想なんですって
いうしかないかなぁ。。。と。

 
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